ソニーのi-podを下さい

ウォークマン」ってのはソニー登録商標だったんですね。正式には「ポータブルテープレコーダー」だそうで、パナソニックやシャープなんかは「ポータブルヘッドホンラジオカセット」などと言っていたそうですが、自分は今まで会社関係無しに「ウォークマン」は「ウォークマン」だと思ってましたね。電気屋で「ソニーのi-pod」をくださいみたいな感じで言っているようなものだと言われまして、「どっちでもええやん・・・いやよくねーな」って思ったわけです。ですから「i-pod」などは「mp3プレーヤー」「デジタルオーディオプレーヤー」と言われているようです。
小さい頃から「テレビ」とか「ウォークマン」とか聞きなれてしまうと日本語の意味なんてどうでも良くなる訳ですが「ウォークマン」って良く考えてみると変な言葉ですよね、これがまさか音楽を聴くものだとは、まーピンと来ないでしょう。50年前のアメリカにタイムスリップしたとして、全然知らない人に「ウォークマン」って言ったら確実にピストルで撃たれちゃいますよね(声をかける相手を間違えないようにしなければなりませんよね〜)中学生の頃からこれ系を持ち出しまして(なんせ音楽聴くのが大好きなんでw)ケンウッドのMDウォークマンwwだったりソニーのCDウォークマン(こちらは正しい使い方ね)だったんですけど、最近は俄然i-podです。ここ二、三年はあちこち行く事も多くなりまして、i-pod大活躍してます好きな曲を聴きたいときにすぐに聞けるってのは嬉しいですよね。ただ、その便利さって何か切なさも感じたりもするんですよね。
お隣の先輩の家には「My best selection」と書かれた「カセットテープ」があるんですよ。好きな歌を集めてカセットテープに入れて残しているのです「シーソーゲーム」「イノセントワールド」・・・って、いつもの自分なら「カセットって早送りするのが面倒くさいじゃないですかー」って言うトコロなんですけどね。少し大人になりまして、なんとなくそれがカセットテープの良い所なのかなって思いましてですね、聞きたくなくなれば簡単に曲を消したり簡単に曲を飛ばしたりする事の出来る「mp3プレーヤー」のちょっとした冷たさを感じちゃった訳です。