三億円少女シンドローム

永遠ってどこまでなんでしょうね?数学っていうのは答えがハッキリ出るから解りやすいって誰かが言ってました。永遠ってのは無限と解釈すれば良いのだからと。人はどこかで納得する答えを数学的な頭脳で求めているのかも知れませんね。そんな事ですらどうでも良いなぁーと曖昧にしちゃう自分・・・あっどうもこんにちは愛舞ミーです。

ただいま次のツアーも始まると言うのに三億円少女症候群になっておりまして・・・。改めて演劇の面白さを思い知らされた舞台となってまして・・・「レインボー主役」思い切った事したなと思います。Berryz工房だから出来た事だと思います。"芸暦7年目"で7人でレインボー主役まさしく「7のチカラ」ですよ。

自分が見た公演ってのが・・・夏焼雅ちゃん、嗣永桃子ちゃん、熊井友理奈ちゃん、菅谷梨沙子ちゃんとこの順だったのですが、これもまた何か意図のあっての事だとは思いますけれども、この順番で個人的にはベストだったかなと。雅ちゃんで劇の内容を一通り把握、桃子ちゃんで劇の変化を楽しめ、熊井ちゃんで劇の内容が深まりフィーバー、りーちゃんで大エンディング総決算。この二日は泣きに泣きましたとにかく泣きました、なんで涙が出るのか自分では解らないんですけど泣きました。

敢えて言いますけど、いまだBerryz工房を支えてくれている方がいらっしゃると言うだけでも嬉しいですね。これってホントファンの方がいなくなったら出来ない事ですしね〜。ファンの人の強い繋がりが有難い・・・いや、ありがと(尾道弁)、です。一人では支えきれないものなんですよね、そういう意味ではBerryz工房って毎年いろんな事に挑戦しつづけていると思うのですね。誰かが言ってました、Berryz工房っていつの間にか凄くなったなって、嬉しいお言葉ですよね。自分もたまにしか生Berryz見れないんですけど、Berryz工房は現在も成長中でして、ただ最高を更新しているだけなのかなぁと。

「誰かがやろう」という事について行くには"マジ"パワーがいるものなんです。それが難しくなればなるほどパワーがいるものなんです。今回のゲキハロ第9回公演「三億円少女」は、このパワーが全員にあって同じ方向に向かっていたのだと思います。それは尾道から"あさかぜ"で立川の方向へ、そして平成20年から"トランジスタラジオ"の昭和43年の方向へと。向かっていたんだと思います。

今回、とくに面白いなーと思ったのはセリフを話していない部分でしょうか、セリフを話していなく舞台にいる人の動きやしぐさ、またセリフが無い部分での静かな間でのヤリトリが面白くて、細かいところまで演出が行き届いていたのも、さすがは旅館まほろばだなぁーと、足を伸ばしてゆっくり見れましたね。とくにハカイダーさん(斎藤佑介さん)は登場するだけで期待しちゃっている自分がどこかにいて、やられちゃいましたね(^^;

高幡不動に連れてってくれるん」

連れて行きますがな(和泉宗兵さん風)、今回はホント主役がめちゃくちゃ可愛い感じでして、周りで固める演者さん、Berryz工房、佳林ちゃんと奈菜美ちゃん、がより一層雨宮依子を可愛くしてくれたなーと。こ〜れ〜は〜緊急にでも高幡不動いかなあかんね。三億円事件がミステリーであるように、オープニングのシーン、傘を持って琴絵と出合いとラスト平成20年の一朗と依子のシーン、まだ何かどこかで話が続いているような気がしまして、不思議な気分に似たような気持ちが涙となって落ちていくんですよね。

期待なんてしちゃー行けないんですよ。結果裏切られるんですからね。常にBerryz工房に対しては期待と裏切りとの日々が続いていたのかも知れません。結局ファンを辞められなかった理由はどこかでこの7人を信じているからだと思うんです。。。・・・Berryzを信じろ、大人の麦茶を信じろ、塩田泰造を信じろ、丹羽多聞アンドリウを信じろ、お客様を信じろ(宮原将護さん風)、風って言うか宮原さんの言葉ですよね。純弥さんの体を借りていますけれども。いゃーホント信じるとか信じないとかの苦悩って人生よくある事で防衛機制をフルに働かせてはその場から逃げだしたりしちゃってね。今回、の劇では誰も逃げ出そうだなんて思わなかったんだと思います。でないと、でないと、「あんな劇」出来ませんもの。結構ケッコーコケコッコー(南翔太さん風)、Berryz工房のファンとしてもですけど五感をフルに使う脳がハカイされちゃうホント大満足な劇でした。7人バージョンDVDで出して欲しいなー・・・。

アフタートーク、大エンディングと四つとも面白かったですね。印象としては雅ちゃんの大泣きその後の明るい展開、桃子ちゃんの頭の良いトークの展開、友理奈ちゃんの熊井ちゃん展開(詳しくは言わずもがな)、ラスト梨沙子ちゃんと大エンディングだったんですけど。これは言葉に書き起こすこと出来ません。・・・だからこそ生で見なきゃいけないんっすよ。素敵な時間を、素敵な思い出を・・・、ありがと(尾道弁)

シアターBRAVAから京橋駅まで帰る途中・・・、
「一朗ちゃんゴメン」
「なんで謝るんだよ」
「なんででもだよぉ」
永遠に脳内でリピートするこの一朗と依子のやりとり・・・、雅ちゃんのも桃子ちゃんのも友理奈ちゃんのも梨沙子ちゃんのも、このシーンだけは永遠に繰り返されるんです。永遠に♪